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農業女子の味方‼ 三菱管理機’’MFR30’’メンテナンスブログ
皆様こんにちは。ノウキナビ事業部サービス担当の古越です。
2月に入りました。寒さが厳しい日も多いですが徐々に日が延びてきております。
人によってはそろそろ畑の準備や農機具の準備をされている方もいるでしょう。
今回は、三菱農機より販売されている管理機MFR30のメンテナンスについてご紹介します。
まず、こちらの機種ですが軽量コンパクトで女性でも操作しやすい管理機になります。弊社でも大人気の機種になります。
しかし、日頃のメンテナンスについてお客様に尋ねると現状動いているからあまり気にしたことがない方などが多くいらっしゃいます。
しかし、動いていてもある日突然動かなくなるトラブルに当たる場合あります。こういったトラブルを防ぐにはメンテナンスが大切です。
①エンジンオイルの点検
エンジンオイルが著しく汚れていたり、また量が少ないまま使用すると異音や最悪の場合エンジンの焼き付きなどの原因になりますので定期的な交換が必要です。
オイル交換の時期ですが管理機だと時間で50時間もしくは1年に1回の交換がおすすめです。
②エアークリーナーの点検・清掃
エアークリーナーですが汚れて詰りぎみになっていると、パワー不足などのエンジン不調の原因になります。
MFR30のエアークリーナー清掃の方法ですが、灯油でフィルターを洗いよく絞ったら、エンジンオイルをしみこませて再度絞り、エアークリーナーケースに戻します。
また、汚れが酷い場合やフィルターが破れていたりする場合は新品に交換します。
③点火プラグの点検・清掃
スパークプラグの電極部が汚れが著しいとエンジンの掛りが悪くなったりの原因になります。
エンジンから点火プラグを外し、カーボンで汚れている場合はワイヤーブラシで清掃します。
電極部が摩耗や損傷している場合は新品に交換します。
④主クラッチベルトの点検
MFR30の車体の左側のベルトカバーを外しベルトの張りを点検し、緩い場合はクラッチワイヤーの調整をします。
主クラッチベルトの点検でベルトの張りが弱すぎると動力がうまく伝わらず作業効率の悪化やベルトの早期摩耗の原因になります。逆にベルトを張りが強すぎるとクラッチレバーを切っても車体が進んでしい危険です。
また、ベルトに亀裂や損傷が見受けられるようであれば新品に交換をお勧めします。
まとめ
今回、三菱管理機MFR30のメンテナンスについて紹介しましたが、なかなかご自身でメンテナンスをするには手間がかかりますし、交換した部品や油脂などの処理もまた手間です。また、慣れてないメンテナンス作業での怪我なども考えられますので、是非この機会に唐沢農機サービスにメンテナンスを任せてみてはいかがでしょうか?
また、機械を載せていく車が無いなどに対応した、有料ではありますがご自宅までの引取納品のサービスもございますので是非ご検討ください。
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