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IRブログvol.4-唐沢農機サービスの成長 ①売上高編
皆様こんにちは。経営戦略部の望月です。
もしかしたらお気づきの方がいらっしゃるかもしれませんが、経営戦略企画室が経営戦略部となり、部署名が変わりました。
先月のブログで経営戦略企画室の業務についてご紹介したばかりですが、部署の業務内容として新たに新規事業開発が加わっております。
余談ですが、これは当社に限らずベンチャー企業全般に言えることだと思いますが、仮に数週間不在にしていたら浦島太郎状態になってしまうだろうなと思うほど、「変化」のスピードが本当に速いと身をもって実感する日々です。
さて、今回のブログから複数回に渡って、IR視点での唐沢農機サービスの成長性について、できる限り「数字」を用いて書いてみたいと思いますので、ぜひ来月以降も継続してご覧いただけますと幸いです。
当社への入社を検討されている方は勿論、ステークホルダーの方々にもお読みいただけますと大変嬉しいです!
Introduction: ビジネスモデルの転換
当社の成長性についてお伝えする前に、以前こちらのブログでご紹介をさせていただいた当社のビジネスモデル「素材のちがう3本の矢」に転換がありましたので、まず新たなビジネスモデルについて簡単にご紹介いたします。
従来のビジネスモデルは、
1.農機事業部(長野県東部のお客様に対面で農機関連サービスを提供する事業)
2.ビーズクリエイト事業部(Webサイト制作などを手がけるインターネット事業)
3.ノウキナビ事業部(農機のマーケットプレイス運営により、全国のお客様にオンラインで農機関連サービスを提供する事業)
の3事業部体制だったのですが、昨年の12月に事業部再編が行われ、現在は以下の組織図のような2事業部体制に再編されました。
大きなポイントは2点です。
まず1つ目は、元々の農機事業部とノウキナビ事業部が統合されたということです。
事業部再編が実施された理由としては、農機事業部とノウキナビ事業部の違いが、商圏の違い(長野県内or日本全国)と、サービス提供の方法(対面サービスを主としているorデジタルを駆使したサービスを主としている)ぐらいであったということ、また今後の業績拡大を見据え、元々の「農機具屋」としてのアナログのリソースと「ノウキナビ」のデジタルのリソースとを最大限掛け合わせたサービス提供を可能にするという観点から農機事業部とノウキナビ事業部が統合されました。
そしてポイントの2つ目は、インターネット事業部のB’sCre8が、マーケティング事業部へと名を変え、事業部内にコンシューマーマーケティングGが置かれました。コンシューマーマーケティングGは、ノウキナビ上の商品コンテンツを制作している部隊です。
皆さん、ECサイトで何かを購入するとき、どんなサイトで購入しますか?
勿論、単価の安い日用品などは価格が安いことを重視する方が多いと思います。
農機は数年に1回あるかないかの買い物です。価格帯も、ノウキナビで多くご購入いただいている商品は、10万円〜40万円のものが人気です。となると、商品コンテンツが充実していて“安心して購入できる”サイトを選択するという方も多いのではないでしょうか。
上記の理由に加え、ノウキナビはこれまで以上に新品商品の販売に注力する方針を打ち出しております。
以上のような経緯で、事業部の再編が行われビジネスモデルの転換を図っております。
会社設立からの売上高の推移
さて、前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。以下のグラフは当社が法人化し“株式会社唐沢農機サービス”が設立した2007年8月期からの売上高の推移です。
年平均成長率(CAGR)は、14.53%となっております。特に注目していただきたい点は、2011年のB’sCre8の事業スタートならびに、2014年のノウキナビ事業のスタート以降右肩上がりの成長を続けている点です。
2020年8月期は 136%(YoY)、2021年8月期は 142%(YoY)の売上実績となっております。
様々なビジネスを経験して、試行錯誤を繰り返し、事業の選択と集中を進めた結果の実績となっております。そして、IPOを目指す唐沢農機サービスは、今後も事業部・バックオフィス全社一丸となって足を止めることなく成長を続けなければなりません。
事業部ごとに分析すると、ノウキナビ事業については、2017年8月期に数十万円だった売上は、2021年8月期にはなんと200倍以上の売上になる成長を見せております。
GMVについては、2021年8月期の実績で7億円を突破しました。GMVやPV数については、来月以降のブログで詳しくご紹介します。
全国の農家や農機具販売店、そして一般消費者の皆様に「農機のことならノウキナビ」と認知していただけることを目指し今後も多くのお客様に満足いただけるサービスを提供して参ります。
マーケティング事業部(B’sCre8)についても、事業開始から2021年8月期までの年平均成長率は55.3%、安定した右肩上がりの成長を見せております。
売上のうち60%程度は、月額契約からの売上となっており、ストック型の収益モデルを強みとしています。直近では、新たに近県の金融機関様との提携をスタートし、更なる商圏拡大を目指しています。
まとめ
今回は、全社の売上高推移について取り上げました。売上高の実際の数値についてはブログでの開示は難しくなっておりますが、唐沢農機サービスの成長感についてはご理解いただけたのではないでしょうか。
来月以降も売上高以外や、各事業部についてご紹介いたしますので、ぜひ継続してチェックいただけますと嬉しいです!
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