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会社のお金の話
社長=会社で一番えらい人?
社長の仕事=資金調達をすること!
それだけでは無いですが意外と大きな割合を占めていると思います。
今、会社経営をしている方のほとんどはお金と人で苦労しているのでは無いでしょうか?
(人=人材については別ブログで)
正直ボクもこれで参ってしまうこともありますね。。。
ただ、何もしなければ何にもならない!簡単なことです!
僕は、約10年前に先代が個人事業主で商いをしていた農機具屋を会社にしました。
その頃は従業員もおらず資金繰りなんて考えた事も無かったですね!
悪く言えば「どんぶり勘定」。どんだけいい加減だったのでしょうね?
それから、今に至るまでいろんなお金の勉強をしました。その一部を紹介しましょう!
1,資金繰りが間に合っていてもお金を借りましょう!
会社にお金があってもお金を借りる。どうしてでしょう?
要は信用を買うんですね。
銀行さんからお金を借りる、借りるのですが目的は融資してもらうことでは無く、返済実績を積み重ねて信用を買うということです。
いざ、資金ががなくなり調達をしようとしても信用がないところには融資したくないですよね?
- 資金繰りが潤沢な時=銀行さんも安心してお金を貸してくれる
- 資金繰りが危ない時=銀行さんも心配して貸し渋りをしてしまう
だから!信用を買うためにお金を借りましょう!
2,銀行さんとのお付き合いは複数!それぞれの特徴を活かしてお付き合いしましょう
銀行と言ってもいろんな銀行があることご存知ですよね?
私銀・都市銀行(メガバンク)・国民金融公庫・商工中金など、色々な特徴を持った銀行があります。
例えば、、、
地元の私銀は親身になって相談にものってくれてフットワークもよく一番頼りになる。
→しかし金利が高い。
都市銀行は、もし自社が大手メーカーなどとお付き合いする時に一番頼りになる。
→だけど地方には支店が少ない。
国民金融公庫は国系の金融機関、金利がメチャ安!
→だけどいろんな所に紹介してもらって更に診査が厳しい。
商工中金は国系金融機関と私銀の両方の出資銀行、金利はそこそこ安い。
→だけど支店が遠い。
このように、銀行と言ってもいっぱいあるのでそれぞれの性格を見極めてお付き合いしましょう。
必ずセカンドオピニオンをもちましょう!
3,必ずキャッシュ・フロー(資金繰り表)をつくりましょう!
資金繰り表、意外と作れている企業はあってもそれをきちんと運用に活かしている企業はどのぐらいあるのでしょうか?
弊社はデイリーの(毎日)の資金繰り表を作っています。
1日1円の動きも読み取れるすごいやつです!!
ほとんどの企業は月々の資金繰り表が主だと思いますが、デイリーの資金繰り表があるのはちゃんと意味があって作っているんですね。
弊社みたいに季節仕事(季節によって売上が違う)の場合、資金繰りが潤沢の時は問題無いのですが、売上が下がってきた時に日々のお金の動きをちゃんと理解しておかないと、あっという間に資金ショートしてしまうからです。
常に会社のお金の流れを瞬時に判断できるようにしています。
まとめ
ざっとお金にまつわるお話をしましたが、僕は経営者になってから色々とお金の勉強をしました。
このブログに書いた事はほんの一部ですが、お金のコントロールで会社を活かすも殺すもできてしまうことを身に沁みて感じています。
でも、これが僕の仕事(社長の仕事)だと思っています。
だからもっともっとインプットを増やし、更にはそれを理解し、より健全な会社経営を目指します。