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田植機が動かない?トラブルを防ぐ為の田植機のセルフメンテナンス方法
皆様こんにちは。ノウキナビ事業部サービス担当の古越です。
4月に入り暖かい日も随分多くなり、春本番を感じております。
また、出張整備で外を走っていると、田んぼでは苗づくりをし始めている方も時々見かけます。
そこで今回は、これから田植えシーズンにかけて活躍する田植機の簡単な点検方法等をお伝えできればと思います。
エンジン部点検箇所
・エンジンオイルの点検
エンジンオイルのゲージを抜いてオイル量と汚れ具合を点検します。オイルが規定より少なかったり、汚れが酷すぎるとエンジン不調の原因になりますので、必要に応じて交換や補充をおすすめします。
・エアクリーナーの点検
エアクリーナが目詰まりや損傷していると、エンジン内部に入ったホコリで各部が摩耗し、出力低下やエンジンの破損につながりますので、清掃や必要に応じて交換をおすすめします。
・バッテリーの点検
バッテリ液の量を規定値内にあることを確認して、不足しているときは補水キャップを外して補水します。
バッテリケーブルの破損やプラス端子、マイナス端子に緩みがないか確認し、緩んでいる時は増し締めします。
また、充電してもセルモーターの周りが弱い場合は、バッテリーの交換をおすすめします。
走行部の点検箇所
・ミッションオイルの点検
オイルゲージを抜き取って、上限と下限の間にオイルがあるか確認し、少ない場合は補充します。
また、著しく量が少ない場合は、オイル漏れしている可能性もありますので注意が必要です。
ミッションオイルが劣化すると、動力伝達が円滑に行われず、機械の寿命を縮める原因にもなりますので定期的なミッションオイルと、ミッションオイルフィルターの交換をおすすめします。
植付け部の点検
植付け爪の点検
植付け爪を確認し、摩耗や変形した状態の植付爪を使用すると、苗取りや苗の保持が不安定となり、浮き苗や転び苗、欠株の原因になりますので、そのような状態の爪の場合は交換をおすすめします。
押し出し金具の点検
植付け部を動かし、押し出し金具が動いていることを確認します。
また、押出し金具が変形や破損をすると、浮き苗・転び苗・ばらけ苗などの植付不良の原因となりますので、必要であれば交換をおすすめします。
施肥機の点検
作業前に施肥機のブラシやシャッター部の点検をおすすめします。ブラシに摩耗や、シャッター部に不具合があると、撒く肥料の量にバラつき出てしまい稲の生育にも影響が出てしましますので、必要であれば交換をおすすめします。
まとめ
今回は、乗用タイプの田植機の点検について簡単に紹介しましたが、点検を怠ると田植え作業中に突然、エンジンが止まってしまったり、走行不能になってしまうことがありますので、使用前には前もって点検しておくことをおすすめします。
自分で点検するのは面倒だったりする場合は、田植え機の点検も承っておりますので、是非お問い合わせください。
また、乗用の4条植えの田植機のレンタルもやっておりますので気になる方は、こちらもお問い合わせください。
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