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2022/07/31

バッテリー式刈払機を使ってみました!

皆様、いかがお過ごしでしょうか?
ノウキナビ事業部、農機サービス部ストアセールス担当の岩下です。
梅雨明けが例年にくらべ早かったと思いきや、ジメジメした天気の日が稀にありますね。

今回は、エンジン式刈払機、バッテリー式刈払機について書かせていただきます。

はじめに

刈払機はどの家庭にも1台はある、身近な農機ではないでしょうか?

お家周辺の草刈り、田んぼや畑の草刈りなど、
私個人的の意見ですが、トラクターと同様、良く使う農機だと思います。

この季節は、あっという間に草が伸び、1か月経てば、また草刈り。
天気によっては1か月ではなく、2週間。
何枚も田んぼや畑をお持ちの家庭では、最後の畑の草刈りを終えたら、一番初めに草刈りをした田んぼの草が伸び、刈りごろ。
などというケースもあるのではないでしょうか。

選ぶのはお客様

弊社展示場に置いている刈払機は、ホームセンターの刈払機より高額です。
ホームセンターの刈払機は、一般の方が買いやすいように価格を抑えています。
ギアケース内のベアリングの数を1個にしたり、シャフトの強度をおさえたりして、低価格を実現させています。
「BIGM」や「ECHO」というブランド名がそうです。
そのため、ホームセンターと農機具屋では、同じ性能の刈払機を売っているわけではありません!

何年使えるかわからないけど、草刈るためだけなので、とにかく安いのが欲しい。
という方は、ホームセンターの刈払機をおすすめします。

3万円弱の刈払機を購入し、調子が悪くなったら買い替える。2~3年で一台ペース。
ホームセンターの倍の値段はするが、性能も良く、5~6年は使える。
どちらを選ぶかは、お客様次第ですね。

レンタル機を使用した感想

弊社展示場には、makitaと丸山製作所のバッテリー式刈払機を用意しています。

 ※写真はレンタル機ではございません。
 
≪レンタル機≫
makita MUR368UDG2 バッテリー18V×2個装着タイプ。

≪モード≫
 楽々モード、使用している刃物に合わせてモード変更できます。(金属刃、ナイロン)
 バッテリー残量は残量4段階で確認できます。赤点灯。
 
≪バッテリー式特徴≫
 ・草刈機がすぐ始動する。
(エンジン式のような、リコイル引いてもかからない、というイライラがありません)
 ・安全装置、トリガーを握ればすぐに使用できる。
 ・混合燃料を作る必要ない。当たり前ですが、燃料のニオイや汚れもない。
 ・楽々モードでの使用時間は50~60分。(刈る草によって時間は前後します)
 ・予備バッテリーがあれば、何時間でも刈れます。
 ・静か。(早朝に草刈りができる。ご近所さんに迷惑がかからない)
  エンジン式よりもパワーは弱いと思われがちですが、18Vのバッテリーを2個装着。
  エンジン式に近いパフォーマンスを発揮、田んぼの畦を刈る分には問題ありません。

≪素敵な機能≫
 草絡み取りボタン。刃が逆に回転し、絡まった草を取り除きます。
 ボタンを離せば回転が止まり、トリガーを握ればは草刈り再開できます。
 バッテリー式だから出来る仕様ですね。
 危険な刃に触ることなく、絡んだ草が取れて安全!

≪注意点≫
18V×2個装着タイプの草刈機は、バッテリー1個では電源が入らず、草刈りできません。
楽々モードは自動で刈パワーを調整してくれますが、操作者の都合で回転数を上げたり下げたりできません。

最後に

産業廃棄物の会社へ行く機会がありました。
入口には、使われなくなった刈払機が、束になって積み上げられていました。
使用頻度が高く、値段も安い、壊れれば修理よりも買い替える。
一つの農機を修理して長く使い続けることが大切!!と考えさせられる機会でした。

高性能な農機を買い、日頃のメンテナンスをして長く使えるように維持する。
急なトラブルで余計な出費を増やさない。
新しく購入した農機で、今よりもうちょっと楽に農作業をしてほしい。
そんな考え方で、これからも農家さんや地域のために走りたいと思います。

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