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2021/08/01

「農業」の魅力ってなんだろう?

 

みなさま、こんにちは。
農機事業部の諒紘です

僕は1年前の今頃「農への第一歩」というタイトルでブログを書きました
1年経ってみて、どんな経験を経て、何を得たのか執筆しようと思います

はじめに

両親は農業関係者
祖父母は4人とも農家(内2人は専業農家歴70年)
兄弟が唐沢農機の元・従業員

気づいたら僕の周りは農業に関係する人間で固められていました
特にやりたいこともなく、なんとなくそのうち農業関係の職につくんだろうなー
ぼんやりとした構想が無意識のうちに具現化されて
「日本一先進的な農機具屋」で「営業」をすることになったのです
(入社までの経緯はこちらに詳しく書いてあります↓)

「農」への第一歩。

こうして晴れて農業関係者になったわけですが
農機具のことなんかひとつもわからないし
畑を見てもなに作ってるの?状態
「とりあえず、ひたすら農家さんと話をしよう」
そう決めて、毎日毎日20~30件の農家さんに声をかけ、たくさんのことを教えてもらいました
おそらくこの一年で5000人くらいの人とお話をしたと思います
農に無知で、頭がチリチリの変なやつに声をかけられても、親切に色々なことを教えてくれた農家さん
ありがとうございます。(笑)

「農業は楽しい、こんないい仕事はない」
「農業は辛い、やらない方がいい」

そんな声を聞く中で、僕なりに出した結論を独断と偏見で書いていきます

[兼業農家]

主の収入源が農業でない農家さんのことです。わかりやすく言うと副業で農業をしている人ですね
弊社の客層で最も多いのが兼業の方です
自家用で食べる分だけ、土地が余っているから管理目的で、運動代わりに畑に繰り出す、暇だから
などの理由で農業をする人が多いですね
プレッシャーがない、辞めたい時に辞められる、といった精神的な負担が少ないことに対して
機械が高くて割りに合わない、休みの日が犠牲になる
と言う方もいるので、幸福度を数値化するなら50くらいが平均かなーと思います

[専業農家]

主な収入源が農業である農家さんです
やはり専門的にやってるだけあって、広大な面積と機械を持って農業を営んでる人がほとんどです
天候に左右されたり、市場価格の暴落などコントロールできない部分が多いので、幸福度は低そうだなーと感じていましたが意外とそうでもないことに驚きました
「こんな自由な仕事はない」「頑張ったら頑張っただけ結果に出る」「創意工夫がとにかく楽しい」
幸福度80ってとこですね

[新規就農者、農業後継者]

最近多くなってきているので、聞いたことがある方もいらっしゃると思います
・資金
・農地
・施設、機械
・技術、ノウハウ
これらを0の状態から始める方のことです
補助金や研修などの支援も手厚く、一昔前と比べるとハードルは確実に下がっていますが
4年以内の離農率は35%というデータも出ており、厳しい現実があるのは事実です
ですが、僕が出会った新規就農者さんは、例外なしに幸福度100でした

都会から田舎に来てワイン葡萄を栽培する。利益を生むまでには時間がかかるけど毎日充実!
親の後を継いだ。サラリーマン時代よりも収入は落ちたけど自分の代で売り上げを倍以上にして成功したい!
祖父が残した土地で新しいビジネスを始める。大変なことだらけだけど楽しい気持ちが勝る!

感化されてしまうほどの熱量を持っている方ばかりでした

さいごに

「挑戦し、努力している人は皆、輝いている」
これが僕の出した答えです
農業への理解は飛躍的に高まりましたが、それ以上に得るものがありました
おそらく農業でなくとも「挑戦」をすることが、仕事に対する「魅力」に直結します
タイトルとズレるかもしれませんが、僕は「農業への理解」を深めると同時に「仕事への理解」をすることができました
その仕事が農業であってもなくても、仕事に「魅力」を見出し「挑戦」すること
そうすればやりたいこと、やるべきことがハッキリと見えてきます
その大切なことを「農業従事者」から学びました

僕は、これから農業をやるかもしれないし、やらないかもしれない
ですが、何をするにしても幸福度500くらいを目指し続けることでしょう

唐沢農機では「挑戦」できる人材を随時募集しています。
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