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2023/12/05

「もんじゃ焼き」とは?

こんにちは。ついに11月21日(火)に「もんじゃ焼き 竹りん」がリニューアルオープン致しました。メニューはもんじゃ焼き・お好み焼きを中心に鉄板焼き、お酒も楽しめるお店として営業をスタートしました。お好み焼きはご家庭でも楽しむ方が多く、なじみがあるお料理だと思います。しかし、もんじゃ焼きはまだまだご家庭ではなじみがないお料理ではないでしょうか。そこで、もんじゃ焼きがどのようなお料理かをご紹介したいと思います。

「もんじゃ焼き」の由来

「もんじゃ焼き」の名前の由来は「もんじやき(文字焼き)」が訛って、「もんじゃ焼き」になったと言われております。

「もんじやき(文字焼き)」は江戸時代末期から明治時代に書くものがない様な時代に、小麦粉を水に溶いて鉄板に字を書いて、子供達に文字を教えたり遊んだりしたのがはじまりとされています。

「もじ」が「もんじ」と変わり、「もんじ」が「もんじゃ」へと変化していったと考えられています。

「文字」が起源の料理であり、文字を覚えるための料理とはなんだかすごい料理ですね。

「もんじゃ焼き」と「お好み焼き」の関係

お好み焼きといえば大阪発祥ですが、もんじゃ焼きの発祥はどこでしょう。そう、東京です。これは有名ですね。もんじゃ焼きと言ったら、東京月島。もんじゃストリートがあるくらいですから。

粉物ならお好み焼きのほうがなじみ深いと思います。そして、お好み焼きのほうが歴史が古そうですが、実際はもんじゃ焼きのほうが歴史が古いです。

お好み焼きはもんじゃ焼きが東京から大阪へ伝わって派生したとも言われています。
お好み焼きは家庭でお好み焼きパーティーなどと言って、ホットプレートを使い食べる機会があるから歴史がありそうですが、もんじゃ焼きのほうが古い歴史を持っていて少し驚きです。

「もんじゃ焼き」の起源・歴史

「もんじゃ焼き」の起源は安土桃山時代に千利休が作らせていた茶菓子の「麩の焼き(ふのやき)」にまで遡ります。

麩の焼きとは小麦粉の薄い皮に砂糖や山椒味噌を塗って巻いたお菓子です。

巻物状に巻く形が仏教の経典に似ていることから仏事用のお菓子として重宝されたそうです。

江戸末期になると「麩の焼き」の味噌の代わりに餡を巻いたのが「助惣焼(すけそうやき)」となります。
「助惣焼」は江戸麹町で売り出されましたが、楽器の銅鑼で焼いたらしく、「どら焼き(銅鑼焼き)」とも言われます。
「もんじゃ焼き」と「どら焼き」にもつながりがあり、遠い親戚みたいな感じなんですね。ちなみに、この頃の「どら焼き」は四角形だったらしいです。

明治時代になってからは「助惣焼き」をもとに「文字焼き(もじやき・もんじやき)」、そして後の「もんじゃ焼き」が生まれたといわれています。

子供のおやつから大人のおつまみへ変化した「もんじゃ焼き」

「もんじゃ焼き」は今でこそもんじゃ焼き専門店やお好み焼き、居酒屋などで大人がお酒のお供などにして食べる料理ですが、昔は駄菓子屋さんにある鉄板で焼いて食べる子供のおやつでした。

現在の「もんじゃ焼き」は小麦粉をたくさんの水で溶かしてウースターソースなどで味付けして、生地を作り、キャベツ、揚げ玉、切いかや、チーズ、ベビースターなど定番から海鮮やお肉など豪華食材を入れて鉄板で焼く料理です。

しかし、「もんじゃ焼き」が生まれた昭和20年代は戦後の食糧難、物資不足の時代で「もんじゃ焼き」とはいっても現在のように具だくさんで豪華なものではなく、うどん粉を水で溶かし、醤油やシロップ入れて焼いただけのシンプルな料理でした。

戦後の経済成長に伴ってキャベツやスルメイカなどを入れるようになり、徐々に具沢山になっていきました。

しかし、時代が進むにつれて駄菓子屋の数が減り、昔ながらの子供のおやつとしての「もんじゃ焼き」はあまり見られなくなりました。

現在はもんじゃ焼き専門店、お好み焼き屋、居酒屋などで提供され、大人がお酒のおつまみとして食べることが多くなった料理の1つです。

全国各地の「もんじゃ焼き」

もんじゃ焼きは東京名物として月島が有名ですが、料理自体は全国的に普及しており、東京以外にも名産地があります。

東京でも月島以外に浅草が有名ですし、群馬県、埼玉県、讃岐の「もんじゃ焼き」も名を知られています。ちなみに、以前のオーナー様は浅草出身だそうです。身内の方ももんじゃ焼きさんをやっているとお伺いしたことがあります。

まとめ

粉物といえば「お好み焼き」が有名で、家庭でも手軽に楽しめるお料理ですが、「もんじゃ焼き」の派生した料理だということがわかりました。また、歴史が古く、文字を覚えるのに一役買っていたお料理だということもわかりました。
そして、現在は子供のおやつから進化し、大人のお酒のおつみなったという料理が「もんじゃ焼き」でした。
そんなお料理が楽しめる「もんじゃ焼き 竹りん」がリニューアルオープン致しました。
もんじゃ焼き・お好み焼きも楽しめます。もんじゃ焼きの作り方が解らなければスタッフにお声かけ頂ければお手伝いいたします。お客様の目前の鉄板で、ヘラで上手に土手を作ってみせます。ぜひ、もんじゃ焼きをおつまみに飲みに来ませんか。オープンして間もないですが人気のもんじゃはをご案内させていただきます。「明太子もちチーズもんじゃ」「竹りんスペシャル(ほたて・えび・いか・たこ・豚肉)」です。お好み焼きは「豚玉」が人気です。お酒も地酒や小諸ワインなどをご用意してお待ちしております。

もんじゃ焼き竹りん

【店舗の情報はこちら】

店舗名:もんじゃ焼き お好み焼き 鉄板焼き 竹りん

店舗住所:長野県小諸市滋野甲1171-3 (https://maps.app.goo.gl/vV7s839X26W8EUr1A)

ホームページ:https://chikurin.hp.peraichi.com/top

Instagram:https://www.instagram.com/chikurin11713/

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