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アフリカケニアで初となる「田植えの機械化」
皆様こんにちは経営推進部の都竹です。
9月10日から弊社の代表が、ケニアで初となる「日本の田植えの文化」の輸出をするためにアフリカケニアに行っております。
今回のブログでは、その様子を皆様にお伝えできればと思っております!
アフリカのイメージ
皆様はアフリカと聞いてどんなイメージを想像しますか?
貧困?
飢餓?
開発途上国?
サバンナ?
動物?
ジャングル?
本当は、写真を見ての通り農業大国なのです‼写真の緑の場所はすべて田んぼだそうです‼
私は代表からアフリカの話を聞くまでは、アフリカは気温も高く作物を育てられるような気候ではないと思っていたため、農業大国であるとは1ミリも思っておりませんでした。
しかし現実は、人口10億人のうち65%、約6億5千人が農業従事者という農業大国なのだそうです。
アフリカの人口増加問題
アフリカの人口は2019年の統計によると10億人。ここから2050年までに25億人まで人口が増加すると考えられております。
人口増加に伴い、問題とされているのが食料需給についてです。アフリカでは広大な農地はあるものの、ほとんどの作業が機械化されておらず、生産性が良いとは言えません。(動画の田んぼはすべて手作業で田植えを行ったようです💦)そこで、アフリカの人口増加に伴って問題視されている食料需給の問題を、日本の農機具や技術の輸出によって解決すべく今回の田植え技術と機械を輸出するプロジェクトが開始されました🇰🇪
実施内容
今回の日本製農機をアフリカのケニアに輸出するプロジェクト第二弾では、田植え機によるケニア初の田植えの他、日本製トラクターの実演、日本製精米機及び石抜機による精米・石抜、育苗指導なども行いました。
ケニア初の田植え機による田植え!
過去の輸出実績調査の結果、ケニア国内に「田植え機」が輸入された形跡が確認できませんでした。そこで今回はケニア史上初となる田植え機による田植えを実現致しました。(デモンストレーションの様子は添付動画をご参照ください!)
ケニア初となる田植え機による田植えは、田んぼの状態が日本とは異なるため、タイヤがスタックしてしまうなどの問題もありましたが、無事大成功を収め、日本の田植え機が今後アフリカで活躍できることを実感することができました。
現地の農業従事者の皆様も、初めて日本の田植え技術と高性能な田植え機での田植えを体験しとても感動していたようです。
また、現地のメディアからも注目され、その様子はケニアの全国紙やニュースなど数々のメディアに取り上げられました。
そして、現地のファーマーさんから大量の田植え機の注文を頂きました!
【デモンストレーションの様子】
【掲載されたメディア】
https://www.kenyanews.go.ke/rice-transplanting-machine-to-boost-yield/
https://mtkenya.co.ke/Rice-planting-in-Mwea-goes-mechanization
【掲載れた現地の新聞】
今後の海外事業のビジョン
今後の海外事業のビジョンとして、日本のお米を世界へ広めることを考えています。今回行ったデモンストレーションに先駆け、事前に苗箱や育苗に関する資材を輸出し、現地スタッフへの育苗指導も行っておりました。アフリカは、日本と気候が異なりますが、特に問題なくアフリカでの育苗を成功させることもできました。その結果、日本の育苗技術が外国でも通用することが分かり、今後は日本米を世界へ広めていきたいと考えております。
【ケニア初の箱苗の写真】
まとめ
今回のアフリカプロジェクトでは、日本の農業技術が世界にも通用することを改めて実感することができました。人が生きていくために必要な「食」を通して、日本の農業や農機が世界で活躍し、その結果、世界から貧困を無くすことができ世界はもっと良くなるとわたしたちは考えております。
今後はさらに海外進出に力を入れていく予定ですので、皆様ご期待ください✨