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2021/12/15

IRブログvol.3-唐沢農機サービスが目指す農業×ITとは?

皆さんこんにちは。経営戦略企画室の望月です。本日はIRブログ第3弾として、“唐沢農機サービスが目指す農業×IT”についてご紹介します。当社に対して「農機具屋だけど、流行りのインターネット事業もやっているんだよね?」といったイメージをお持ちの方!最後までこちらの記事を読んでいただけますと、また少し当社のことを知っていただけると思います。ぜひご覧ください!

はじめに

前回私が執筆しました『IRブログvol.2-当社の成長可能性とは』内の、『成長可能性に関する説明資料ver.0.1』をまだご覧いただいていない方は、上記URLから資料をご覧いただけますと当社の全体像をより理解していただけるのではと思います。それでは本題へどうぞ。

農業×IT

ご存知の方も多いと思いますが、当社は長野県から「農業×IT」を掲げ株式上場を目指しています。

「農業×IT」ってそもそも何なのでしょうか…

最近では、“AgriTech”というワードがかなり世間に浸透しているように感じますが、AgriTechとは、Agriculture(農業)とTechnology(技術)の掛け合わせで、まさに農業×ITをストレートに示したワードです。
代表例としては、AIによる農作物の管理や、ドローンによる農薬散布、センサーを駆使した水分・日照量の制御、自動操縦の農業機械などが代表的なものです。

当社も農業×ITを掲げておりますが、AgriTechとはまた目指している方向性が違うということを今回皆さんにお伝えできればと思っております。

農林水産省「農業DX構想」とは

当社の方向性をお示しする前に、まず今年公表された 農林水産省「農業DX構想」について簡単にご紹介します。

農林水産省は、2021年3月に「農業DX構想」の取りまとめを行いました。内容をものすごく簡単にまとめると、

農業業界でDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めます!

農業や食関連産業に携わる人はそれぞれの立場で「消費者ニーズを起点にして、デジタル技術で価値を届けられる農業」を目指しましょう!

という取り組みです。
(上記「農業DX構想」についての詳細は『成長可能性に関する説明資料ver0.1』の8ページ並びに、農林水産省HP をご参照ください。)

とにかく、国を挙げて農業DXを推し進めますよ、ということです。少し脱線しますが、株式投資の相場格言に『「国策に売りなし」(国の政策に関連した業種や銘柄は値上がりしやすい)』というものがありますが、まさに農業業界でそのイノベーションが起ころうとしているタイミングが今なのです。

<過去〜現在>唐沢農機サービス×DX

では、唐沢農機とDXの親和性は?というところになりますが、こちらについては当社の沿革を紐解いていきましょう。

当社のDX融合を目指すきっかけは、2009年にリリースした自社ECサイトにあります(現在は他社へ事業譲渡済み)。当初全く売上が伸びなかったところに様々な分析や改良を加え、売上は3年で700倍に。そのノウハウをクライアントへ提供する形で、Webサイト制作や集客支援・広告運用代行等のあらゆるサービスを手がけ「お客様のインターネット事業部」を目指す現ビーズクリエイトが誕生しました。そして2014年には「ネットで農機具を安心して取引できる世界をつくる」全国対応の農機具マーケットプレイス「ノウキナビ」が誕生したというわけです。

AgriTechというよりは、農業業界の発展に寄与するため「農業×ITの融合を実現する」という表現の方がしっくりきますね。

過去〜現在の当社の農業×ITの実現は上記のようになります。では、ここから先の未来はどうなるのでしょうか…

<現在〜未来>「農業DX構想」×唐沢農機サービス

次に、前述の農林水産省「農業DX構想」に絡めて、当社ビジネスの今後の方向性についてご紹介します。

「農業DX構想」では、「農業DXの基本的方向」として6項目が掲げられています。
そして、その6項目めに『持続可能な農業の実現によるSDGsの達成への貢献』という項目があります。
当社は、そのSDGsの分野においても社会貢献ができるのではと考えております。SDGsの説明については、先日の当社ブログ記事をご覧ください。
当社が元々日本国内で手がける“中古品流通”自体がSDGsの潮流に則したものですが、2021年初より着手した商船三井様との連携によるアフリカ事業については、特に下記の事項について貢献でき得るものと考えております。

国連で掲げる17のゴールから

1.NO POVERTY(貧困を無くそう)

2.ZERO HUNGER(飢餓をゼロに)

9.Industry,Innovation,Infrastructure(産業と技術革新の基盤をつくろう)

今年9月には、ケニアで初となる「田植えの機械化」を実現しました。この実演自体、とても当社単体では実現可能なものではありませんでしたが、引き続き様々な各団体や民間企業との連携により、少しでも世界の農業を一歩先へ進めることができたら、当社代表 唐澤が沢山抱える夢のうちの1つは叶うのではないでしょうか。そして、当社代表の視線はすでにさらに先へ向かっているようです。

 

まとめ

少し長くなってしまいましたが、今回は唐沢農機流の農業×ITの実現方法についてご紹介しました。もっと詳しい話を聞きたいと思ってくださった方・すぐにでも唐沢農機サービスで働きたいと思ってくださった方がいましたら、

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