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2018/06/08

滋野保育園イチゴ収穫体験!

2018年6月5日にカラサワファームのイチゴ農園にて、滋野保育園の園児約80名をご招待してイチゴ収穫体験を行いました。
この日のために3日前から収穫せずにいたハウスには沢山の赤いイチゴが成っており、収穫体験時間は約30分でしたが、ハウスの中のイチゴは全て食べ尽くされ、小さなお腹に吸い込まれていきました。
作り手の私どもとしても美味しそうにイチゴを食べてもらって、感謝感激でした。
今回は滋野保育園イチゴ収穫体験を行った目的とカラサワファームの想いを書きたいと思います。

地域への恩返し

2017年10月、カラサワファームのイチゴ生産を開始いたしました。
インターネットサイト「農家直売どっとこむ」などで多くの方に購入していただきました。
地元の農協さんや道の駅に出荷させていただき、多くの方に声をかけていただき、なんとか1シーズン終えることが出来たかなと思っております。
「地元の方々に何か恩返しが出来ないか」と考えた時に東御市の将来を担う、子供達にお腹いっぱいイチゴを食べてもらいたいと思いました。
小さなハウスのため今回は保育園でしたが、今後多くの地元の方に恩返しができるようにしたいです。

自分が食べているものを知る


ご存知の方もいるかもしれませんが、イチゴは好きな果物ランキング第1位です。
(参照:意外?納得?1万人に聞いた「好きな果物」ランキング(2017.08.24))
私どもとしても作り手の想いや方法を伝えるのは生産者の義務であると感じています。
好きな果物ランキング第1位のイチゴを生産しているものとしては、最低限の生産方法を伝えなければと思い、どれくらい理解してくれるかはわかりませんが説明会もさせていただきました。
自分が口にするものですので、「誰がどんな想いで作ったか」は少しでも意識して欲しいと願っています。

将来の農業者を増やす


農林水産省HPによると”農業就業人口は、平成23(2011)年には260万1千人となり、前年に比べて5千人(0.2%)減少しました。また、65歳以上の割合が6割、75歳以上の割合が3割を占めるなど、引き続き高齢化が進んでいます。”と記載されています。
東御市でもご多聞に漏れず農業者は減少しております。
様々な職業が誕生していることも理由の一つかもしれませんが、3Kである職業であることも関係していると考えています。
ですがカラサワファームのイチゴハウスのように施設内で農業を行うのが普通になってくるのが当たり前になる時代が来ます。
それを早く知ってもらい「農業をやりたい!」と思う子供が増えてくれればと思います。
また人間は食べないと生きて行けないので農業者を増やすことも、私どもの使命だと感じております。

まとめ

今回、滋野保育園イチゴ収穫体験について書かせていただきました。
普段は栽培の様子などを書くことが多いのですが、今後もカラサワファームとしての活動についても記事にしていきたいと思っております。
 

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