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格納整備のお知らせ(スピードスプレイヤー編)
こんにちは、唐沢農機サービスの掛川です。
皆様、シーズンも終わってゆっくりしている頃ではないでしょうか?
ところで農機具を使わない期間に点検整備などはしてますか?
今回は、点検整備をやらないと起こりうる不具合などについて書きたいと思います。
共立のSSでご紹介します。
エンジンオイルの漏れ
SSに限らずエンジンオイルの漏れを放置してしまうと最悪の場合エンジンが焼き付いてしまったりしてオイル漏れの修理なら少額の修理費で済んだはずの事がエンジン載せ替えや機械の買い替えなど高額の出費になってしまいます。
続いて、見ていくとホースにもオイル漏れを発見しました。
ここは、ホースバンドの増し締めで直りました。
地面にオイルのシミなどがった場合は、放置をしないように気を付けてください。
サビによるオイル漏れ
こちらは、4輪ステアリングのリア側行っているシリンダーのホース部分です。
このまま、サビを放置してしまうと、腐食が進みホースの付け根部分からオイルが漏れてきてしまう場合があります、そうなると突然ステアリングが効かなくなってしまったなどという事になってしまうかもしれません。これ以上サビが進行しないようにワイヤーブラシなどで磨いて塗装します。
つまりの原因になるタンクホース
こちらは、ホースがつぶれてしまっています。ホースバンドで補強していますがまったく意味をなしていません。
ホースの内壁は消毒薬が固まって付着してしまっている場合がほとんどですが、さらにホースがつぶれた状態ではすぐに詰まりの原因になってしまいますので、ホースを交換します。
命にかかわるブレーキ点検
SSを走らせてみると、アクセルを放すとすぐにピタッと止まってしまいます。
おそらく、ブレーキが固着してしまっています。
見ていくとブレーキのリンク部分がサビで固着していました。ここは一度分解してサビを落としてグリスを塗布して組み付けます。
今回は、ブレーキが効いたまま固着していましたが、逆の状態で固着してしまうとブレーキが効かなくなってしまいます。
ブレーキが効いたままの固着でもそのまま使い続けるとブレーキのライニングがなくなってしまい最終的には、ブレーキが効かなくなってしまいます。
まとめ
今回はSSの格納整備について書かせていただきました。
定期点検を行うことで、修理代金の出費など最小限で抑えることができます。
また点検をせず放置しておくと事故の危険性がありますので農機具を快適に長くお使いいただくために定期点検をお勧めいたします。
格納整備について是非当社までお問い合わせください。
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