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2023/02/28

軽トラックのお話

はじめに

皆様、いかがお過ごしでしょうか?
ノウキナビ事業部、ストアセールス事業部ストアセールス担当の岩下です。
日が徐々に長くなってきましたね。
しかし、まだまだ最高気温が2℃や3℃の寒い日が続きます。
体調管理に気を付けてくださいね。

さて、今回は軽トラックについてです。
弊社に来店されたお客様から、軽トラックは売っていないの?
という声をいただくこともしばしば。
そこで今回は、軽トラックについて調べてみました。

軽トラック所有率、トップは長野県?

私のイメージでは、「軽トラックは一家に一台ある」です。
車の免許をとる前は、軽トラックで乾いた田んぼを走り回るのが楽しみでした。
仮免許中は、軽トラックに仮免中のボードを貼り、公道を走った経験があります。
マニュアルを運転するならまず軽トラックに乗れ!と、教わって育った方も多いのではないでしょうか。

全国的に見ても長野県の軽トラック所有率(100人あたりの軽トラック所有台数)は、トップクラスです。
人口100人あたり14台保有しています。

メーカーと駆動方式

スバル・トヨタ・日産・マツダ・三菱など各メーカーが軽トラックを出していますね。
しかし、現在独自のモデルで生産を続けているのはスズキとダイハツの2社になります。

 ・スズキ :日産・マツダ・三菱にOEMとして供給しています。
 ・ダイハツ:スバル・トヨタにOEMとして供給しています。

各メーカー撤退する理由は、軽トラックの販売が落ちているのが理由にあるようです。

≪4WD≫
悪路を走ることが多い方は4WDがおすすめです。
田んぼのあぜ道や坂道、舗装されていない道は、4輪駆動により滑りにくく安定した走行ができます。
雪道や凍った路面を走ることの多い長野県では、4WDの車に乗る方も多いですね。
去年、2WDの軽トラックが田んぼから出られないという場面に遭遇しました。
タイヤの下に板をかませて脱出しました。
田んぼに入って作業するのであれば、やはり4WDが安心安全です。

≪2WD≫
軽トラック=農家さんが乗る車、の考えはもう古いです。
買い物や通勤などで街中を走行する「街乗り」の方が増えています。
信号の多い街中でも燃費を気にせず運転できる、コンパクトな軽自動車として軽トラックが注目されています。

KCとFC

軽トラックにはFCとKCがあります。

≪FC≫
トップ画をご覧ください。
・注目するポイントは、前輪と後輪の距離です。
前輪と後輪の距離が短く、小回りがきき、畦道を走行しやすい。
・ショートホイールベース仕様で、KCに比べて短いのが特徴です。。
・お尻の下にタイヤがあるため、足元のペダルスペースが広いのが特徴です。

≪KC≫

・FCに比べ、前輪と後輪の距離が長いです。
・前輪と後輪の長さがありますので、FCより安定します。
・タイヤが前にあるため、乗降がしやすいのも特徴です。

それぞれ特徴がありますが、農家さんには小回りがきき、足元が広いFCタイプが人気です。

おわりに

「はじめに」でお話したお客様は、家庭菜園サイズの畑を車軸式の管理機でおこしていました。
今年からもう一つ畑を借りることになり、マイカーに乗せて運ぶにも、座席や床が管理機の刃や泥土で汚れてしまうことを心配していました。
畑の数を増やせば、使う農機も大きくなります。
馬力の大きい管理機や刈払機、草刈機を使用することにもなってきます。
オートマチックの軽トラックも発売されています。
軽トラックの購入を考えている方は、一度軽トラックを試乗してみてはいかがでしょうか。

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