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今年の冬はラニーニャー現象発生で積雪が多いかも?!
皆様、こんにちは。農機事業部の相場です。
最近は、車のフロントガラスも凍る日があるなど本格的な冬が近づいてきたような気候になってきましたね。
まだ12月も始まったばかりなのに寒い日が多い気がするのは私だけでしょうか?
気象庁は11月10日、「10月の太平洋赤道域の海洋と大気の状態はラニーニャ現象時の特徴を示しており、ラニーニャ現象が発生しているとみられます。今後、冬の終わりまでラニーニャ現象が続かない可能性もある(40%)が、ラニーニャ現象が続く可能性の方がより高い(60%)と予測しています。」と発表したそうです。
引用元:https://www.jma.go.jp/jma/press/2111/10a/elnino202111.html
過去にラニーニャ現象が発生した冬は、厳しい寒さや大雪をもたらしたことも。例えば2020年~2021年の冬は、一時的に強い寒気が流れこんだ影響で、富山市では35年ぶりに積雪が1メートルを超えるなど、記録的な大雪となりました。このようにラニーニャー現象が発生した年は大雪になる可能性があるので要注意です。
ただ万が一、雪が降っても除雪機があれば楽チンですね。という訳で今回は、除雪機をご紹介したいと思います。
一概に除雪機と言ってもさまざまなあるかと思います。大きく分けてブレードタイプとロータリータイプに分けられます。それぞれの特長についてご紹介します。
ブレード除雪機
こちらは5㎝~10㎝程度の積雪で最大効果を発揮します。雪を押して除雪するタイプです。春先の雪や水を含んだ溶けかけの雪などロータリー除雪機で飛ばしにくい雪に対して有効です。また、流雪口への移動などに便利です。雪の量が多すぎると前進力が弱くなってしまうので、こまめに雪を捨てるか、何回かに分けて移動するのがお勧めです。こちらは、エンジンと電動の物があります。写真は電動です。
(画像:デイトナ除雪機 SR-350)
ロータリー除雪機
こちらは10cm以上の積雪時に積もった雪を本体前方でかき集めて吸い込み、煙突状のシューターから数メートル先に投雪します。馬力のあるもので20m先まで投雪が可能です。一般的に締った雪や屋根雪・圧雪など硬い雪はオーガの高さまで。新雪は柔らかいのでハウジングに入れば除雪できます。
(画像:ヤハマ除雪機 YT1390R)
ちなみにヤマハさんはオプションでブレードも付けられます!!1石2鳥の優れものです。(機種による)
(画像:和同産業除雪機 SX1510 中古品)
2大メーカーのホンダとヤハマの機能比較してみました。
ホンダ
・エンジンとモーターのハイブリッドモデル
・クロスオーガ
・オーガローリング
・スマートオーガ
ヤマハ
・シャーボルトガード搭載
・ジェットシューター
・オプションでブレード付きに
・静音設計
ホンダには雪を取り込む正転と除雪機の浮き上がりを抑える逆転を同時に行う正逆転オーガ機構、クロスオーガ搭載。
重くしまった雪や屋根から落ちた雪にもしっかり食い込み、軽く小さな除雪機では大変な硬雪の除雪作業に効果を発揮します。上位機種には作業モードがあり、簡単に操作したい、遠くに雪を飛ばしたいといったニーズや除雪環境に合わせて除雪機の制御を選択することができます。
対してヤマハは、ヤマハ独自の設計技術で静音性能がアップ。朝早くの住宅街地でも静かで安心です。また、シューター内部やインペラー部に、ヤマハだけの『超高分子量ポリエチレン成形板』を装着し、シューター内部の雪づまりを軽減し、あらゆる雪質でもパワフルに遠くへ吹き飛ばします。
ブレード除雪機とロータリー除雪機の一台二役はヤマハだけです。
まとめ
除雪場所や広さ、雪質によって選択する機械が変わってきますので、御自身の使用目的に合った機種を選びましょう。どれを選んでいいかわからない方は、お近くの販売店までご相談下さい。
今年は、コロナウイルスの影響で半導体供給不足や海外におけるコロナウイルス感染症に伴うロックダウンなどにより、部品の入荷や物流に遅延が発生し、予定していた生産数が生産できないなど、どのメーカーでも農機具が品薄状態となっています。除雪機も同様に品薄又は販売終了のメーカーも・・・。ご検討されている方は、お早めに。