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経営推進部とは?業務の一例を紹介します!その5
①初めに
株式会社唐沢農機サービス、経営推進部の中村です。このブログを執筆しているのは8月の後半です。夜は涼しい日が続きますが、まだまだ夏本番、日中はとても暑く夏を感じております。
さて、前回はマーケティング事業部の原価配賦についてのブログを書かせていただきました。現在も原価配賦を行っておりますが、まだまだ改善点があり、試行錯誤している段階です。それでも一度任された業務に責任を持ち取り組んでおります。
今回も5月まで取り組んでいた業務をご紹介しようと思います。といっても原価配賦とまた異なった業務で「月次決算の早期化」について取り組んでおりました。どういった業務なのかを目的や内容をご紹介できればと思いますので最後までご覧いただけると幸いです。
②月次決算とは
月次決算についてご説明する前に決算書についてご説明いたします。
簡単にいってしまうと決算書とは会社の1年間の利益や損失、どのような経営状況にあるのか、どのようなことにお金を使っているのかを報告するための書類です。それを1か月単位で作成したものが月次決算になります。
じゃあ期間も短いし月次決算って簡単じゃないの?と思った方もいらっしゃると思いますがそう簡単な話ではありません。確かに決算書は1年分の経営状況を確認するので確認事項が多く存在しますが月次決算は毎月行いますから作成までのスピードが求められますので決算書の作成とはまた違った課題があります。
③月次決算の目的
月次決算は毎月の業績(経営状況や財政状態)を明らかにし、経営に反映させるために行います。唐沢農機サービスの目標の1つでもある上場の観点では、投資家の方々に対して早く・正確な経営状況や経営方針を開示することも求められるようになります。そのために月次決算をより正確により迅速に行う必要があるのです。
④実際に取り組んだこと
月次決算を作成するには1か月の費用を正確に把握する必要があります。しかし、請求書が届くのが翌月になってしまう費用や、締め日が月を跨いでしまう費用もあります。そういった費用を過去の実績から概算値を算出したり、計算方法を見直していきました。その中でいつ算出を行うのか、どのように確認や修正を行うかなどのフローも作成します。
後々に問題点が発生しないように上席の方にご説明し承認をいただくことで初めて運用ができます。また運用していくうえで発覚した問題点や修正点も報告し、新たなフローを作成することでより正確な数字を割り出すことが可能です。
月次決算を早期に、正確に作成するためにはすべての部門、全従業員の協力が必要になります。次回のブログでは実際に他の部門に依頼したことや協力していただいている業務内容をご紹介します。
⑤まとめ
まったく知識のないところから始まった月次決算ですが今ではどのような問題点があるか把握することができ、改善に向けて邁進しています。
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